大阪府岸和田市にある大阪地検岸和田支部から公判に出頭せず保釈が取り消しとなった女が男の運転する車で逃走した事件です。
車で逃走する際、検察事務官4人の制止を振り切り検察事務官1人が車にはねられ軽傷を負いました。
保釈取り消しの女が逃走。検察事務官が車にはねられ軽傷。
【NHK NEWS WEB[2019年10月30日]のニュース記事概要 】
- 大阪府岸和田市にある大阪地検岸和田支部付近で起きた事件
- 被告人岡崎公栄(49)は、2018年7月に無免許運転で交差点を左折した際、横断歩道を渡っていた当時8歳の子供をはね、3日間のケガを負わせながらもそのまま逃走した。
- 2019年1月に道交法違反などで逮捕された。
- 2019年2月に無免許運転過失傷害などの罪で起訴され保釈保証金を支払い保釈された。
- 2019年5月以降3回の公判が予定されていたが初公判には出頭したものの第二回公判、第三回公判には出頭しませんでした。
- 裁判に出頭しなかったことで保釈保証金を没収の上、保釈が取り消され2019年10月30日に刑事収容施設(拘置所と思われる)に収容する予定でした。
- 2019年10月30日大阪地検岸和田支部に刑事収容施設に収容する為、呼び出されていた。
- 大阪地検岸和田支部に出頭した後、「車に荷物を取りに戻りたい」と言い庁舎の前で待機していた車に乗り込み検察事務官などの制止を振り切り逃走。
- その際に検察事務官をはねとばし左肩に軽傷を負わせた。
- 検察は、警察と協力して「公務執行妨害」などで岡崎公栄被告と車を運転していた男の行方を追っています。
被告人は、初公判に出頭したもののそれ以降の公判には出頭せず保釈が取り消されました。もし逃走するならなぜ今回は、出頭したのでしょうか?辻褄が合いませんね。
逃走に使われた車は、別の女性名義だったそうです。
出頭せずに逃走していれば単純逃走だけで済んだものの、今回は「公務執行妨害」やもしかしたら「殺人未遂」まで罪が問われるかもしれません。
何も罪を重ねる必要があったのでしょうか。
【続報】逃走中の女、確保される。
逃走中の女は、車を運転し逃亡を手助けた男性とともに大阪市内で確保されました。
【MBS[2019/11/01 ]のニュース記事概要】
- 2019年10月30日、保釈取り消しの女が男の運転する車で大阪地検岸和田支部から逃走。
- 2019年11月1日、大阪市内で保釈取り消しの女と、車を運転し逃亡を助けた男を確保。
- 男は車で逃亡する際、検察事務官をはねてけがを負わせた「傷害」「公務執行妨害」の容疑で逮捕。
- 男は保釈が取り消された女の息子であった。
なんと、逃走を手助けして車を運転していたのは女の息子だったとは。。。
自身の罪が重くなるだけではなく、息子も罪を犯してしまうように仕向けてしまってはどうしようもないですね。
今回の逃亡を踏まえ、車での逃亡を防ぐ対策として、運転者がいたら車から降りてもらう・車のエンジンを切ってもらうなどの対策を取る必要があります。
【続報】覚醒剤所持の疑いで再逮捕される
覚醒剤0.057グラム所持していた疑いで再逮捕されました。
- 逃走2日後に身柄を確保され移送された留置施設での身体検査で覚醒剤を所持している事が発覚し、12月4日に再逮捕されていた。
- 逃走した際に制止しようとした検察事務官をはねたとして、傷害と公務執行妨害の疑いで逮捕・起訴されていた。
- 逃走を手助けしていた息子(30)も傷害と公務執行妨害の疑いで逮捕・起訴された後、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で再逮捕されている。
親子一緒に覚醒剤を使用していたのでしょうか。
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