大阪府警察城東警察署の留置施設内接見室(面会室)でドアの開閉を知らせるブザーのスイッチが切られていたそうです。
2018年には大阪府警察富田林警察署の留置施設内接見室から男が逃走した事件で全国を騒がせたばかりの大阪府警察でまた問題を起こしてしまいました。
【産経新聞[2019.10.8]のニュース記事概要】
- 大阪府 城東警察署の出来事。
- 2019年7月、弁護士などが容疑者と接見する部屋(面会室)に入るドアの開閉を知らせるブザー装置のスイッチが切られていた。
- ブザーのスイッチが切られた経緯は不明。
- スイッチが切れないように施設を改修する方針。
- 2018年8月に富田林署から男が逃走した事件では、ブザー装置の電池が抜かれていて、逃走に気付かなかったことが問題となっていたばかり。
- 当時の留置担当官が居眠りをしていたことも判明。
- この居眠りをしていた留置担当官は、スマートフォンを内規に違反して留置場に持ち込んでいた。
2018年8月の富田林警察署からの逃亡事件の教訓が生かされなかったことは非常に残念です。
ブザーのスイッチが勝手に切れてしまうような構造だった場合は、機材を取り換えればよいだけかもしれませんが、そのような構造に欠陥のある装置を採用していたとは考えにくいことや、装置の欠陥であるといった発表もありませんでした。
しかも、留置場担当の警察官が留置施設にスマホを持ち込み更に居眠りをしていたという事です。
留置場に収容されている人の中には、傷害事件や暴行事件などの凶悪犯罪を疑われている人も居ると思います。きちんと管理をしていないと市民にも危険が及んでしまう可能性もあります。
大阪府民は、大阪府警察に対しどのように考えているのでしょうか。
留置場の面会についてはこちら↓
今回の事案も、記者が府警へ取材を行って初めて明らかになったこととされていることから、府警は自らのミスを積極的に公表しない姿勢は、富田林の逃走事件後も変わっていないのかなと、残念に感じました。
自らの過ちを公表することで認め、そこから改善が出来るのではないかという意識の改善から取り組んでいただきたいです。
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