黙秘権 - Wikipedia
警察や検察の取り調べの際に毎回必ず黙秘権に関して口頭にて説明があり、供述調書の最初に記述されます。
私が逮捕されていた時も、警察、検察から数えきれない程の取り調べがありましたが、毎回必ず黙秘権についての説明がありましたし、数えきれない程の供述調書の冒頭には、黙秘権について記載されていました。
が、しかし警察や検察は、そんな甘い所ではありません。
いざ言いたくない事を言いたくない旨を伝えても普通に詰めてきます。
警察や検察の描いた事件のストーリーに沿って詰めてきます。
何日も何日も何回も何回も同じ内容の取り調べをしたり、一日中(夕食後にも)取り調べを行い、時には怒鳴り、時には優しく、時にはカマをかけ、共犯者の話しを出し、兎に角、手を換え品を換え、供述を迫ってきます。
正直、根負けします。
冤罪事件でやってもいない事を『やった』と自白する人などたまに耳にする事があります。
ありえないと思っていましたが、このような取り調べが行われているのであればその様に自白してしまうのも理解できます。
ですが、警察、検察も本物の極悪人とも対峙しているのでその位でないと治安を維持できないのでは?と私は、理解できる所もあります。
それにしても取り調べは、辛い経験でした。
コメント