以前の記事で留置場の食事事情を紹介しましたが今回は、拘置所の食事事情を紹介します。
留置場の食事事情はコチラ↓
拘置所で出される食事は、三食無料で提供されます。
留置場の食事は、外部の仕出し屋に弁当を作ってもらい留置場に持ち込むため冷えている状態の食事しか食べられませんが、拘置所の食事は、拘置所で刑務作業を行っている受刑者が拘置所内で毎食作っているので温かい食事を食べることが出来ます。
食事の内容は刑務所で出される食事と同等ですが、ほとんどの経験者は、留置場より拘置所のほうがメシが旨いと口を揃えます。
刑務所と同等の食事という事なので、留置場では白米のご飯ですが、拘置所では正月以外、麦3:白米7の麦飯になります。
基本的に拘置所に収容されている受刑者・死刑囚・未決拘禁者・被疑者(容疑者)に提供される食事は同じ内容といわれていますが、この中でも未決拘禁者・被疑者(容疑者)・死刑囚、つまり受刑者以外は、自弁購入した食料品を食べることが出来たり、拘置所内の売店や拘置所が提携している差し入れ店で購入してもらった差し入れ品を食べることが出来ます。
どんな人が拘置所に収容されるのか?はコチラ↓
ある日の拘置所の食事
朝食
- ご飯(麦3:白米7の麦飯)
- わかめの味噌汁
- 梅タケノコ
- ふりかけ
昼食
- ご飯(麦3:白米7の麦飯)
- ベーコンスープ
- 和風スパゲティ
- コロッケ
- ミックスベジタブル
夕食
- ご飯(麦3:白米7の麦飯)
- 中華風スープ
- 牛肉の野菜煮
- わかめのしば漬け
- 杏仁豆腐
拘置所の食事は、以上のように朝食は、麦飯・味噌汁・軽めのおかず、昼食には、麦飯・スープ・おかず2品・副菜、夕食には、麦飯・スープ・おかず・副菜・デザートとバランス良い献立になっています。
また、土曜日の昼食には、主食が麦飯ではなくコッペパンになることがあり、その場合、小袋に入ったジャムやマーガリンが付いてきます。
未決拘禁者・被疑者などは、自弁購入品や差し入れ品の食料を食べることができる
拘置所に収容されている、「未決拘禁者」「被疑者」は、拘置所から出された食事以外にも自弁購入品や差し入れ品の食料品を食べることが出来ます。
拘置所で自弁購入できる食料品
拘置所に収容されている、「未決拘禁者」「被疑者」などは、拘置所から出された食事以外にも自弁購入品や差し入れ品の食料品を食べることが出来ます。
拘置所で自弁購入出来る食料品は、以下のようなものがあります。
- 菓子類
- レトルト食品
- 缶詰(焼肉缶・赤貝缶・さば缶・パイン缶・桃缶・みかん缶など)
- パン(食パン・あんぱん・メロンパン・クリームパンなど)
- カップ麺
- 果物類
- ふりかけ
- 調味料(七味・味塩・味の素・砂糖など)
- チーズ
- マーガリン
- ジャム
- 味付のり
などがあります。
拘置所で自弁購入出来る飲料品は、以下のようなものがあります。
- 牛乳
- コーヒー牛乳
- コーヒー
- 紅茶
- 清涼飲料
などがあります。
拘置所で自弁購入出来る飲食料品は、種類が豊富にありここであげたものは、その一部になっています。
※全ての拘置所で全ての商品を扱っているとは限りません。
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