留置場の食事事情

留置場の食事イメージ 留置場情報

留置場で出される食事は、三食無料で提供されます。

食事時には、食器口(鉄格子の中央したにある頭が入らない程度の窓)からござが入れられ、床にござを敷いてそこで食事をします。

留置場の部屋には、事故防止などの理由により机や椅子などの家具は何もないからです。

弁当など何でも食器口から部屋の中に入れられます。

これがまるで動物園の動物にエサを与えるみたいな光景で本当に惨めさを感じます。

各警察署で多少の誤差があると思いますが一食当たりの予算が300円から400円と言われています。

正直言って、すごく冷めていて美味しいというものではありません。

逮捕、勾留され気分が落ち込んだ状態だと思うので尚更だと思います。

刑務所の食事を臭い飯と揶揄しますが、留置場の食事は冷たいことから「冷や飯」と比喩されています。

刑務所や拘置所の食事事情はこちら↓

朝食には、ごはん味噌汁、おかず一品、おしんこ。

昼食には、食パン4枚に小袋のジャム、マーガリンが3袋、一口おかず、パックのジュース。

夕食には、ごはん、おかず主菜一品、副菜二品、おしんこ。

こんな感じが毎日続きます。

警視庁管轄の留置場では、コロッケ弁当ばかり出される気がします。

人によって感じ方は違うと思いますが、おいしくもなく、すごく冷めていて、量も少なく、留置場の生活ではかなりストレスが溜まります。

そんなストレスな食事事情の中、唯一心と口のオアシスになるのが、【自弁】という制度です。

自弁というのは、自分でお金を払ってお弁当や、店屋物を頼める制度です。

各警察署の留置場で頼める自弁は種類がそれぞれ違いますが、「カレーライス」や「カツ丼」「親子丼」「やきそば」「日替わり弁当」などはどこの留置場でもある自弁の定番メニューのようです。留置場によっては、麺類のうどんやそば、そうめんなどのラインナップがあるようです。

自弁は、土日以外の平日の昼食に頼むことが出来て、前日に注文を留置場担当警察官が受け付けてくれることになっています。

土曜日には、自弁が頼めない代わりに100円から200円程度のお菓子を頼むことが出来ます。日曜日は、昼食の自弁も頼めませんし、お菓子の自弁も頼めませんし、パックのジュースすら頼めません。

留置場に勾留されているとPCもなければ、ゲームもスマホもありませんので、安らぎといったら食事ぐらいしかありませんので、自弁を頼むのは良いことだと思います。

昼食に自弁を頼んでも食パン4枚、小袋のジャム、マーガリンが3袋、一口おかず、パックのジュースは提供されます。

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