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昨日の勾留質問で勾留は決まったものの接見禁止が解かれた。
ある日突然逮捕されて勾留され接見禁止になり、直接外部との連絡が出来ない日々が続いていた。まあ、弁護士を通じて連絡は取れるんだけど。
昨日は早速彼女に手紙を書いたから今日は両親に手紙を書こうと思う。
ちなみに留置場の中から外部への手紙は一日につき一通しか出せない。逆に外部から留置場に収容されている人への手紙は何通でも受け付けてくれる。このブログを見てくれてる人で近しい人が逮捕されてしまい接見禁止が付いてなければ是非とも手紙を書いてあげて欲しい。逮捕されたのは自業自得だとは言え寂しがってると思う。
すぐにでも手紙を書きたかったがそうはいかない。勾留が決まれば警察の取調べを受けなければならず今日は午前も午後も予定が入っている。
午前9:00過ぎ担当刑事が迎えに来た。いつものように留置場から取調室に手錠・腰縄で連行された。
再逮捕の件は、単純な事件だったので取調べはスムーズに進んでいき昼食時間には一度留置場に戻され昨夜頼んでおいた自弁のカルビ丼を自分の居室で同居人と一緒に食べた。
逮捕・勾留され取調中でも、食事の時間やトイレに行きたい時、弁護士の接見(面会)があれば必ず留置場に戻してくれる。被疑者であっても被告人であっても一応最低限の人権はあるようだ。
留置場から取調室に行く時は、留置場の担当さんが手錠をかけるんだけど担当さんはいつも手錠を最大限緩くかけてくれる。逆に取調室から留置場へ帰る時は刑事が手錠をかけるのだがガチガチにきつくかけてくる。これは、留置場あるあるだと思う。
午後の取調べもスムーズに終了し留置場に戻される。
戻ってきたら、辞書とボールペンを貸してもらい便箋と封筒を自分のロッカーから出してもらい親に宛てた手紙を書いた。内容は自分が置かれている状況、心配かけて申し訳ない事、ここから出たら事の顛末を直接説明しに行く事などを書いた。
就寝前ぐらいに弁護士の接見(面会)。接見禁止が解かれたことを両親や彼女に伝えて欲しいと言ったら、もう伝えてありますとあっさり言い放った。相変わらず話が早い先生だった。
就寝時間が過ぎ布団に入り目を瞑りながら手紙早く届かないかなとか考えながらウトウトしていると何か留置場内が騒がしい。
留置場で生活していると稀に夜中に騒がしい事がある。それは、夜中に酒に酔ってやりすぎちゃった人とかが逮捕までされちゃって入ってくる時だって事は留置場に入ったことがある人だったら分かると思う。
これも留置場あるあるだと思う。
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