留置場内から携帯電話で知人に「殺すぞ」 続報

身体検査 気になる話題

6月に紹介したニュース記事の続報です。

静岡県警察静岡南警察署に公務執行妨害罪で逮捕された容疑者が留置場内にスマホを持ち込み知人女性に「殺すぞ」などとメッセージを残し脅したとして脅迫罪の疑いで再逮捕されました。

スマホ持ち込まれ警部補懲戒処分

公務執行妨害の疑いで逮捕された男に十分な身体検査、所持品検査を行わずスマホを留置場の居室内に持ち込まれ、使用されたとして、県警察本部は6日付けで当時、静岡南警察署で当直主任を補佐する当直副主任として勤務していた30代の男性警部補を戒告の懲戒処分としました。

【NHK[2019年9月6日]のニュース記事概要】

  • 静岡県 静岡南警察署の出来事。
  • 2019年3月、留置所に勾留した男性に十分な身体検査を行わずに、スマートフォンを留置所の居室内に持ち込まれ使用させた事件。
  • 当時現場を指揮していた30代男性警部補を「身体検査が不十分だったから」とし、戒告の懲戒処分としました。

逮捕されれば必ず警察によって所持品検査、身体検査は実施され、留置場に収容される際も必ず全裸に近い姿で所持品検査、身体検査は実施されます。

通常、所持品検査・身体検査は、非常に厳重に行われ留置場内に自分のスマホを持ち込む事は不可能だと思います。

どのような検査を行っていたのでしょうか。それとも検査無しで留置場に入場させていたのでしょうか。

また、考えられる可能性として、身体検査はしっかり行われて、スマホなどの所持品を取り上げて金庫へ保管するためのケースなどにいったん置いておいたところを、身体検査終了時に容疑者が警察のスキを見て取り戻したのではないかとも推測されます。(第一報のニュース記事では、「所持品を金庫に入れる際にスマホがないことに気が付いた」と警察がコメントしているので、所持品の預かりリストは作ってあったのではないかと推測されますね。)

いずれにせよ、詳細な情報が出てきていないですし、マスコミもあまり突っ込まないので真相はわからないですが、メディアは容疑者の実名報道ばかりを頑張るのではなく、実際に何があったのかを明らかにするために追及しないと、再発防止にはつながらないのではないでしょうか?

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