留置施設内で男性が指切断 神奈川県警本部留置施設

指切断のイラスト 気になる話題

神奈川県警察本部の留置施設内に留置されている男性(60)の左手小指が布団倉庫の扉に挟まれ第一関節から先を切断してしまい大けがを負ってしまったというニュースです。

「留置施設内で男性が指切断」

【ニュース概要】

・2019年8月23日午前7時10分ごろの出来事。

・神奈川県の神奈川県警本部の留置施設内の事故。

・勾留中の60歳男性が、留置担当官が閉めようとしたドアに左手小指を挟まれ、小指の第一関節から先を切断。

60歳男性は起床後に留置担当官の指示に従い布団を倉庫に運び入れ、居室へ戻ろうとする際に留置担当官(30代の巡査長)が倉庫の厚さ4cmの鉄製のドアを閉める際に指を挟まれました。

・神奈川県警本部留置管理課では、「偶発的な事案ではあるが、再発防止のために指導を徹底する」としています。

https://www.sankei.com/affairs/news/190823/afr1908230019-n1.html

事件があった神奈川県警察本部

留置場で被留置者が就寝時に使用する布団は、布団倉庫に保管してあります。布団倉庫に保管してある布団・毛布・枕を就寝準備の時に居室ごとに被留置者自身が布団倉庫から居室に運び各自布団を敷いて使用します。翌朝の起床時に被留置者自身が布団をたたみ、居室から布団倉庫に収納します。布団倉庫は、居室の外にあります。

布団の移動時には、留置担当官を含め、署内の手の空いている職員が監視のために8~10人程度見張りを行っています。

【勾留中に居室から一時的に出るタイミング】

  • 布団の出し入れ時
  • 歯磨き時
  • 運動時
  • 風呂
  • 送検時
  • 取り調べ時
  • ロッカーの荷物を取りに行くことを許可されたとき

等がありますが、すべて留置担当官がしっかりと監視を行っていますし、布団の出し入れ・歯磨き時などは、勾留されている人全員が順番に行うので、担当官+署内の手の空いている警察官がしっかり配置され、監視を行っています。

トイレは居室内に設置されていますが、布団は居室の外の倉庫にしまわれており、毎日出し入れを行います。

布団の出し入れは、部屋ごとに順番に行われ、3~4人ずつ順番に居室から出され、布団倉庫に向かい、布団や毛布、枕、シーツを取りに行くことになります。

洗面台も居室内にはなく、朝食前と就寝前に歯磨きをするため、居室の外に設置されている洗面台に4~5人ずつ順番で行います。

監視する職員の中には、署長や副署長のような偉い人も加わることがあります。

どのような状況で指が切断される程の大けがを負ったのか詳細はありませんでした。偶発的な事案とありますが再発防止のためにどのような指導をするのでしょうか。高さ210センチ、横90センチで厚さは4センチの鉄製の大きな扉の閉め方を指導するんですかね。

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