留置場の進化 社会の多様化で個室トイレやバリアフリー設備など

多様化イメージ 留置場情報

今現在の留置場のトイレは、中が丸見えの窓こそありますが一応個室になっていますし、定員もほぼほぼ守られているみたいですが、その昔はトイレにも腰ほどの高さの衝立が置いてある程度だったと聞きますし、6人部屋に7人8人9人で生活することもあったそうです。

日本の一般社会と同じ様に留置されている人の高齢化が進んでいる事や外国人が増えている事により和式トイレがほとんどな留置場でも部屋によっては、洋式トイレが設置されている部屋もありました。

実際に、外国人が留置場に入れられると、洋式トイレが設置されている居室へ優先的に入ることになるようで、同時期の洋式トイレのある部屋に外国人が入っていました。

また、人伝で聞いた話ですが被留置者の中にもLGBTの人もいてその様な人は、入浴が別の時間になっていたり、生活する部屋が別にされていたりと一定の配慮がされているようです。

【福井新聞[2018年11月24日]の記事概要】

  • 留置場も時代に合わせて進化している
  • 背景には人権意識・高齢者・外国人・性的少数者といった多様な社会の在り方

高齢者であっても、「逃亡の恐れ」「証拠隠滅の恐れ」が認められると、留置場にはいることとなり、介護が必要な高齢者の場合もあります。

【留置場での高齢者介護事例】

  • 移動時に車いすの利用及び補助
  • トイレの手伝い
  • 紙おむつの提供
  • 毎日飲む薬の管理
  • 入浴の手伝い

警視庁では介護室のある留置場も存在しており、2つの部屋を1つにまとめ、電動式ベッドが入り、トイレは通常よりも広く、洗浄機能付きの便座が用意されています。

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