またまた大阪で保釈取り消しの男逃走

逃げる 気になる話題

覚醒剤取締法違反(所持、使用)と大麻取締法違反(所持) で起訴後保釈され公判中の被告人男が大阪地検の車から逃走をしました。

ここ最近、大阪では保釈が取り消された被告人が逃走する事件が続いています。

手錠がきついと外させ暴れて逃走

事件の概要

  • 被告人は2019年4月と5月に覚醒剤取締法違反(所持、使用)と大麻取締法違反(所持)で起訴されその後保釈され公判中(刑事裁判)だった。
  • 大阪地検岸和田支部が指定した判決日に3回にわたり出廷しなかった事から2019年11月7日に保釈が取り消される。
  • 2019年11月8日夜に大阪地検から大阪府警に 「大植被告が東大阪市内にいるので、見に行ってほしい」と依頼があり、管轄する大阪府警察河内警察署員が現場に急行し 被告の身柄を確保、その後被告人の身柄が警察から検察へ引き渡された。
  • 2019年11月9日朝に拘置所に収容される予定であった。
  • 拘置所に収容されるまで一時的に警察の留置場に留め置く予定であった。
  • 最寄りの河内警察署の留置場に空きが無かった為、1.8㎞東にある枚岡警察署に護送中に「手錠がきつい」などと言って手錠を外させ暴れた上に逃走。
  • 逃走した現場は枚岡警察署から600mの距離であった。

大阪地検岸和田支部では、先月30日にも保釈が取り消しとなった女性(49)の被告人が刑事収容施設への収容手続き中に女の息子(傷害容疑などで逮捕)が運転する車で検察事務官をはねて逃走した事件が起こっていました。

護送中に逃走の男、大阪市内で確保される 知人30代男も逮捕

護送中に手錠を外させ逃走をしていた男が大阪市内で確保されました。

  • 大阪府警は2019年11月10日午前11時45分ごろ大阪市住吉区で被告人の知人が所有するワゴン車を発見したが走り去ってしまった。
  • 大阪府警は、このワゴン車に被告人が乗っていたとみて追跡し阪神高速、大阪環状線などを走行する事を確認。
  • 知人所有のワゴン車は猛スピードで走行していた為、一時行方を見失った。
  • しかし、同午後14時30分ごろ大阪市北区のコインパーキングでワゴン車を発見した。
  • 被告人の行方を追っていた大阪府警は、2019年11月11日午後14時ごろ大阪市北区の十三大橋付近で被告人の身柄を確保した。
  • 大阪府警は、被告人の逃走を手助けしたとして知人である30代の男を犯人蔵匿容疑で逮捕。 他にも協力者が存在する可能性があるとみて捜査をしています。

保釈中、裁判(公判)に出頭しなかったり裁判所や検察の命令に従わない場合、保釈は取り消されてしまい再び拘束され拘置所や留置場に収容されてしまい、支払った保釈保証金も全額または一部を没収されてしまいます。また、保釈が取り消しになるほどの事をしてしまうと公判における裁判官の心証は悪くなってしまう場合があります。

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