留置場内に自分のスマホを隠し持ち込み知人女性に「殺すぞ」とメッセージを残し、脅したとして脅迫の疑いで逮捕された事件です。
【産経新聞[2019.6.25]のニュース記事概要】
- 静岡県 静岡南警察署での出来事。
- 2019年3月8日午後7時ごろ、女性とのトラブルの通報で駆けつけた警察官の足を蹴ったとして(公務執行妨害容疑)、30代男性が現行犯逮捕される。
- 逮捕後、静岡南警察署内の留置所へ収容される。
- 2019年3月8日午後10時40分ごろ、30代男性は留置所内から自身のスマートフォンから女性に対して電話し、留守番電話に「殺すぞ」とメッセージを残す。
- 30代男性は、公務執行妨害罪で起訴される。
- 2019年6月25日、留置所内から女性に対して電話をかけ脅したとし、脅迫の疑いで再逮捕。
事件のあった静岡県警静岡南警察署
公務執行妨害で逮捕され起訴されている被告が留置場にスマホを持ち込み知人に脅迫で再逮捕とは考えられない事件ですね。
逮捕されどのタイミングで電話をかけたか詳細は分かりませんが、通常の流れでは逮捕されるとすぐにスマホの電源を切るように警察官に指示されそのスマホがその事件の証拠品であった場合、押収されてしまいます。
証拠品になっていなかった場合でも逮捕されていればスマホを手に持つことも許されないはずです。
公務執行妨害で逮捕されてたとの事ですが、仮に逮捕時に現場がパニックになっていて所持品検査が出来なかったとしても警察署に連行されてから所持品検査や身体検査をされますし、さらに留置場に収容される時には、裸にまでされて所持品検査、身体検査をされるはずです。
逮捕されてから留置場に入る際の身体検査・所持品検査↓
これでも留置場にスマホを持ち込む事は可能だと思いますか?私は絶対に無理だと思います。
勿論、スマホを持ち込み脅迫電話をかけた容疑者が一番悪いと思いますが、警察の管理体制に疑問を感じてしまいます。
また、公務執行妨害で逮捕されたのが2019年3月8日で、同日に留置所内から自身のスマホを使って女性に電話をかけていますが、再逮捕されたという発表が2019年6月25日。
発表までに3カ月かかってしまったのは時間がかかりすぎているのでは?と疑問を感じてしまいますね。経緯のすべてが明らかになっていないため何とも言えませんが・・・
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