警察に逮捕され留置場に入る際に受ける身体検査、所持品検査

身体検査 留置場情報

警察などに逮捕されるとその初日には、取り調べや写真撮影、指紋採取にDNA採取(DNA採取は任意)などしなければならない事が膨大にある為、かなりタイトなスケジュールをこなさなければなりません。逮捕された事のショックやらその状況でスケジュールを淡々とこなさなくてはならない状況に心身ともに疲弊します。

例えば、通常逮捕される場合はほとんど朝から昼にかけて逮捕されますが、逮捕され警察署に連行され上記したようにすぐに取り調べが始まりその後、写真撮影や指紋採取などさせられ、それらが完了すると留置場に入れられる流れになっていて、留置場に入る頃には夜や深夜になっている事が多々あります。

逮捕され取り調べ等その日にしなくてはならないスケジュールをこなすと、そこで留置場に連れていかれしばらくの留置場生活が始まります。

留置場の出入り口まで手錠腰縄状態で刑事に連れていかれそこで留置場担当警察官に引き渡され留置場内に入ります。

留置場内に入ると入り口近くにある小部屋で留置場での生活の規則の説明を受けたり所持品検査や身体検査を受ける事になります。

この小部屋で最初に留置場内での呼称番号を伝えられます。おかしな話ですがプライバシーなどの観点から留置場では、本名で呼ばれる事は無く番号で呼ばれるのです。(例:〇〇署○○番)伝えられた番号が書かれた便所サンダルが用意されていて留置場生活では、自分の呼称番号が書かれた便所サンダルで過ごす事になります。

小部屋は、デスクと椅子、被疑者が座るベンチタイプの椅子、身長体重計だけがある殺風景な4畳ぐらいの狭い部屋です。

小部屋に入ると椅子に座らされ留置場生活の手引きみたいな冊子を手渡され読むように言われ、留置場担当警察官はその間に所持品の検査と身体検査の準備をします。この留置場生活の手引きみたいな冊子は日本語の他に英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語などの外国語にも翻訳されています。

所持品検査と身体検査は、男性の被疑者であれば男性の女性の被疑者であれば女性の留置場担当警察官二人組で行い、もう一人階級が上の警察官が小部屋の外から見ていたりします。

留置場の手引きの冊子を眺めていると留置場担当警察官の準備が整い、いよいよ所持品検査と身体検査が始まります。

まず、被疑者は逮捕され警察署に連行された時の洋服を身に着けているのでそれを脱ぐように指示されます。パンツまで。しかし、服を脱いでも全裸でそこに居る訳ではなく病院に入院する時に着るようなガウンが用意してあるのでそれを着用するよう指示されます。

着替えが終われば体を隅々までチェックされます。大きな傷がどこにあるのか、刺青はどこにどんな絵柄の物があるのか、ピアスの穴はどこに何個開いているのか、持病はあるのか、感染症や水虫はあるのか、などなど。

世間でよく言われている局部のチェックや肛門のチェックも問答無用に行われます。しかし、肛門に指を突っ込まれたり、局部に接触するようなハードな検査は行われず、ちょろっと目視をしたあとジャンプをさせられたり、四股を踏まされたりします。それでも初体験の人は衝撃的な屈辱を味わう事になるでしょう。次に身長、体重を測定し、体温を測ります。

脱いだ私服や持ってきた物は検査され留置場の規定に合格するものであれば留置場内に持ち込み使用出来ますがその際に洋服のサイズタグやタグが無い場合は表から見えない所に呼称番号をマジックで書いてもらう必要があり(洗濯の際に誰の物か識別するため)、それが嫌な場合は留置場内に持ち込めません。

検査に不合格だった持参してきた物やタグや見えない所にマジックで呼称番号を書かれるのが嫌なものは、留置場内には持ち込めませんが留置場の外で保管してもらい釈放時に返却されます。

身体検査、所持品検査では、体の特徴や持参した物品を漏れなくリストにして書類にまとめられます。それを留置場担当警察官と一緒に確認しリストに拇印(留置場内では印鑑が持てない為、すべての書類に拇印を押します)を押せば検査は終了となり、留置場生活が始まります。

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